的確な診断、迅速な治療を行うために。
CT撮影装置
頭部、胸部、腹部CT等、めまいや脳血管障害(脳梗塞、脳出血)の診断、肺がんの早期発見、COPD(慢性閉塞性肺疾患)や腹部腫瘍の診断等に有効です。特に腹部CTは造影剤を利用することでより精細な情報が得られます。
X線一般撮影装置
胸部、腹部レントゲンなどを撮影します。
マンモグラフィ(乳房撮影装置)
マンモグラフィ検診精度管理中央委員会の基準に適合した機種です。女性技師が撮影します。
骨塩定量測定装置(骨密度測定)
骨粗鬆症を診断します。整形外科ではないのに、と思われるかもしれません。実際には整形外科を受診するのは骨折などトラブルが起きてから。内科に通院していただいていて、内臓は元気なのに、腰椎圧迫骨折や大腿骨頸部骨折などで寝たきりになってしまうととても残念です。特に危険因子のある方(高齢、ステロイドなど骨をもろくしやすい薬を使っている方、運動不足、早期に閉経した方など)では、注意が必要です。骨折を起こす前に骨密度を測定し、骨折を予防できるとよいと思います。
超音波装置
当院では乳腺や甲状腺、心臓、頸動脈、腹部臓器(肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓、脾臓など)に関しての検査を行います。超音波(エコー)検査は痛みや放射線による被爆の心配がなく身体への負担が少ない検査です。各臓器を観察することで、腫瘍や結石、脂肪肝、胆嚢ポリープなど、様々な疾患を発見することができます。頸動脈エコーでは動脈硬化の評価を、心エコーでは心臓の動きや弁膜症の有無をみます。ただし、心エコーでは描出困難な部位もあるため、CTなどの検査とあわせての総合評価が必要になることもあります。
多項目自動血球計測装置(貧血,白血球など)
感染症や貧血の迅速診断に役立ちます。
HbA1c(ヘモグロビンA1C)迅速測定装置
糖尿病のコントロールの指標であるHbA1cを院内で測定します。この1-2ヶ月の努力の成果を当日知ることができます。
心電図計、ホルター心電図
狭心症や不整脈の診断に用います。ホルター心電図は以前のものに比べてシールがかぶれにくく、また、機械も小型で外からはわかりにくいです。但し、装着中の入浴はできません。